「はよ」


「あ、おはよ!」


紗織たちのことばかり見てて剣都が来てた事に気付かなかった


「何かあった?」


「えっ、何で?」


「ココ、皺よってる」


そう言って剣都は私の眉間に触れた


「な、何でもないよ!」


真っ直ぐ見つめられる視線に何故か胸がドキッとした


「華音?何かあれば言えよ?」


少し疑い気味の瞳