結局、夏休み最後の日までバイトを続けた


そして迎えた新学期


1ヶ月ぶりの学校は、日に焼けた人や友達と楽しそうに話をする人で溢れていた


教室内には既に多くの生徒が登校してきていた


「華音、おはよう!」


夏休み前より髪の毛が明るくなったひとみが笑顔でかけよってきた


「おはよう。髪の毛染めたんだ?」


「そうなのー。似合う?」


「うん、凄く似合ってる」


「ふふっ、ありがとう~」


何だか、妙に明るいな