愛のMelody【完】

「今はそれでもいい」


「ごめん…。

私には…無理だよ…。

剣都を、男の人を、信じられない…」


「それでもいいから。

傍にはいさせて」


剣都のまっすぐな想いに胸が痛む


「なんで…私なの?」


私なんかより、剣都にはもっと似合う女の子がいるはずだよ


「俺も、女なんて信じられねぇって思ってた。

いや、今でも少なからずそう思ってる。

だけど、華音は違う。

華音だけは信じられる。

いや、信じたいって思えるんだ」