「ここの責任者?」


「はい、オーナーの三神と申します」


「なるほどね。

責任者が若いんじゃ、社員教育なんて出来たもんじゃないな」


「年齢は関係ないと思っております。

彼女も若いですが、決して遊び半分で働いてるわけではありません」


「貴様っ、何様なんだよ!」


お客様がそう怒鳴り声を上げた時、年齢のお客様が彼に声をかけた


「もういいじゃないか」


それはよく聞き慣れたフランス語だった