「何してんだよ!」


お客様はスーツ姿の30歳くらいの人


テーブルには年配の外国人がいた


「申し訳ありませんっ!」


必死に頭を下げ謝る


「あんた、若いな。

どうせ遊び半分で働いてるんだろ!」 


「そんな事は…」


「ここも落ちたもんだな。

こんな若い奴を働かせるなんて」


「…………。」


そんな私とお客様の様子に気付いた悠さんが駆け寄ってきた


「お客様、お怪我はありませんでしょうか?」