愛のMelody【完】

「確認出来ましたのでこのまま持ち帰っていいですよ」


「ありがとうございます」


男の人達と一緒に交番を出た


「あんたさ、もしかしてわざと?」


交番を出た途端、龍崎剣都という男がわけのわからない事を言い出した


「何が?」


「財布。わざと取って届けたんだろ?」


「おいっ、剣都やめろよ」


友達が制止してもなお、龍崎剣都は冷めた目で私を睨む


今日引っ越してきたばかりで、何でこんなめに遭わなきゃいけないの?