「由佳、おはよー。」

「おはよ♪さっきコンビニにカズくん来たよ。亜希のこと聞かれたから、休みって言ったら帰ってったけど。」



「え?うそ。」


「なんかさぁ、いつもの元気なかったよーな…」


どうせ二日酔いだからでしょ。



「へぇ〜そっかー報告ありがと!バイト頑張ってね〜。」


「はいよ〜じゃあまた明日バイトでね!」




カズ…コンビニ来たんだ。こんな朝早くに。


昨日のこと謝りにでも来たのかな…?

会いたかったけど…
でもやっぱり会いたくない!

昨日のカズは許せない。
あのシャネル女の言いなりになるなんて!





〜♪


またまた着信音。


!!

カズからだ…!♪♪♪


さっきまでカズのこと許せないなんて思ってたくせに…



「もしもし?」

心とはうらはらに冷静に電話に出た。



「亜希?嘘つくなよなぁ。昨日、今日はバイトだって言ってたじゃん。」



「…あーそうだっけ?…ごめん。」


「さっきコンビニ行ったのに、いないし…」



「ごめん…。なんか私に用があった?」


「用っていうか…。それより昨日、怒ってた?」