LOVE☆パズル

由佳は休憩時間になると、さっそく隼人くんに電話して事情を話し、カズの携帯番号を聞いてくれた。


「亜希、わかったよ♪カズくんの携帯番号!」

「え?ほんと?!」


すぐに由佳はカズの携帯番号をメモった紙をくれた。


その紙を手にしただけでドキドキした。


本当に好きなんだな…カズのこと…




バイトが終わると、すぐにカズの携帯に電話をかけるため、携帯を手に取った。


そう勇気も時間もいらなかった。

それよりもとにかく早くカズの声が聞きたかったから。





プルルルルル…

プルルルルル…

プルルル…


カチャ



「もしもし。」

…カズの声。


「…もしもし。誰かわかる?」


「亜希だろ?隼人に俺の番号、聞いたんだろ。」


「あっもう知ってたかぁ。」


「そんなに、俺の声聞きたかったぁ?」

「…そんなんじゃないけど…。」


私は、ホント素直じゃない。

それに、年上だからって変なプライドが邪魔するんだよね。



電話の向こう側からは、ガヤガヤと賑やかな人の声や音楽が聞こえている。