大っ嫌いな海へ



「孝介…起きて…」



小さく小さく呟いた。



顔をあげると、孝介の目から一筋の涙がつたった。


「こぉすけっ!!!!」


「───ん…」


「こぉ…すけぇぇぇっ!!!!」



孝介は目を覚ました。


「おはよう…侑亜。」


あなたの声で何度も呼んで…


あたしの名前を…