大っ嫌いな海へ



「聖に惚れるって…どんな女だょ。」



響は笑いながらあたしの話を聞く。


「真面目に聞いてよっ!!!!」


「わりぃわりぃ。いつ時間つくりゃぁ、いい?」



「明日…?いやっ!!!やっぱ聖くんに合わせます!!!!」



「じゃぁ、後で電話するから。」


「うん。ありがとね。お礼とか…」



「侑亜と話せたからそれだけで十分だな。」

響はニカッと笑った。



あたしもそれに答えるように微笑む。



「バイバイ!!!」


「おぅ。またこいよ?」


「うん。」



あたしは響の家を出た。