社長の溺愛・番外編




寝室のベッドに寝かせ、濡れたバスローブを脱がせて可愛らしいナイトドレスを着せる



このナイトドレスはwingの取引先にオーダーメイドして作らせたもの


結び目や、薄い生地、短い丈なんかはいつでも脱がせるように、なんていう俺の意見である



翼は抱き枕のうさぎを横にずらすと俺の手をひいて早く早くと催促する



「寒くないか?毛布いるか?」

「…いらない…慎がいれば…いい」



さらっと嬉しいことを言ってくれる翼に思わずキスしたくなる



そのくらい可愛い彼女がくいくいと手を引くので誘われるがままに俺もベッドに入った


基本的に寝るときは上半身に何も身につけないので直に翼の細い指先が触れる



「おいで」



腕枕をしながら小さな頭を引き寄せれば暖かい吐息が胸にかかる


至近距離で見つめあえば堪らず唇を合わせ重ねる



「息吐いて、上手だね」



呼吸も吐息も全てを自分のものにしていく快感は一度味わってしまったらもう離せない


逃げるような動きをする舌をゆっくり絡ませて強く吸い上げる、二度と離れないように強く