「お水…ほしい…」
ぐったりとした表情でバスローブを身に付け、ソファーで淫らにも四肢を投げ出している妖艶な雰囲気な彼女
浴室のなかで散々愛し尽くしたせいで彼女は湯中りしてしまい、数分経過した今でも火照っている
「翼、ここにおいで」
冷えたミネラルウォーターを揺らしてみればまるで主人を求める猫のように翼は胡座をかいた俺の上に座る
「あついー……」
「そうだね、水飲もうね」
口に含んだ冷たい水を熱くなった翼の口内へと流し込む
「…っん…ん…」
口移しのそれに慣れていない彼女は小さな声を漏らして一生懸命飲もうとする
そんな甘くも官能的な姿を目にして黙っていられるほど大人ではない俺は、はだけたバスローブの隙間から覗いた綺麗な脚を撫でる
「慎…っ」
息を吐き出し首を振って抵抗する彼女の唇を再び塞いで水を流し込む
「んー……っ」

