社長の溺愛・番外編




足をばたつかせて抵抗するもあっさりと剥ぎ取られる下着を見せつけるように彼女の視界に入れる



「脱げちゃったからお風呂はいらなきゃだめだろう」



ほんのりピンクに染まっていく彼女の身体をさっと撫で上げると久しぶりの行為に困惑してしまったのかボロボロと涙を流しはじめてしまった



「しぃ…っ…慎っ…熱いの…」



熱くなっていく自分の身体が制御できなくて泣きじゃくる翼が可愛すぎる



「そっか、熱いのか…大変だなすぐに診なくちゃ」



舌で涙を舐めあげて、目尻にキスをすると困ったように眉を下げる



そっと抱き上げてもう状況理解ができなくなった翼を浴室に連れ込み温かいシャワーをゆっくり当てていく



少し離れて綺麗な胸元を見ると赤い印は跡形もなく消え去っていた



しかし…



「翼、お風呂に二人で入るのは理由があるんだよ」



長い髪が濡れて全身びしょびしょになった彼女が首を傾げる



「もしかしたら他にも印があるかもしれないんだ、だから確認しなくちゃな」