「花梨様~ちょっとお願いがあるんですが…」
「宿題なら見せないわよ。」
「ちょっwwそれなんて超能力?」
未来が見える超能力っすか!?
とか言いながら、ちーちゃんは花梨に宿題を写させて欲しいとずっと頼み込んでいる。
それを頑(かたく)なに拒否する花梨。
が、しかし。
「あたしには花梨しか居ないんだよぉ~!見せてくれたまえ~!」
と、ちーちゃんが言うと。
「なっ何よ…あたししか居ないって…!あーもうわかったわよ勝手に見ればいいでしょ!?」
顔を赤くしてノートをちーちゃんに放り投げる、ツンデレ属性の花梨が、俺は好きだ。
二人のやり取りを眺めていた俺は、その時、
教室に入って来た黒髪のイケメンくんを視界の端に捉えた。
一ノ瀬だ。


