言って、フミを見やる。
フミは一瞬「?」ってなったけど、すぐにニッと笑った。
「できたに決まってんじゃんカナ!」
「そっか!よかったー!」
「よし!カナが一歩成長した記念に、何か食べに行こう!」
「やったー!わたしおなかペコペコなんだ~!」
「喫茶店行ったんでしょ?何も食べてこなかったの?」
「緊張して喉を通らなかったの」
「アハハハ!!よし、じゃあちょっとお高いものでも行っちゃいますかー!」
「おー!」
右手を夕日に向かって伸ばす。
フミと一緒に騒ぎながら、駅を後にする。
きっとわたしは、一生忘れないと思う。
この、1週間の恋を。
【end】


