「明菜!!レンとの生活はどぉ!?」 前の席の遥はお昼のチャイムが鳴ると共に くるりと後ろを向いた。 「わぁぁ!し~~っっ!!!遥!ダメだって!」 慌てて遥の口を両手で抑える。 「あ、ごめんごめん…ついね☆」 舌をペロッと出してワザとらしくウインクしてみせる。 「もぉ~!遥にしか言ってないんだからね!!」 「けど、羨ましいよー♡♡家ではどんな感じなのー??」 明菜の机に頬杖をついてニヤニヤしている。