「……んっ? 何かなぁ?



そんなに自分の 脂肪 触られたのが

ショックだった?



あ、もしかして君、

テストで悪い点数とか取っても隠しちゃうタイプ?



いやだなぁ。

僕、君が太ってるなんて言ってないから気にしないでよ?」



「…なっ?」



まだ言うかこやつっ?!




「…ま、僕のことは、訴えたところで、

どーこー出来ないけどね。」






ボソッ、小さく呟いた彼の顔が

あまりにも切なくて、
儚くて、
今にも消えてなくなりそうで…



え…………








どーしたの…?




さっきとは明らかに様子が違う。



「…君も、明日の今頃には、
僕のこと忘れてるんだもんね?」



…フッと笑った彼があまりにも苦しそうで

見てられなくて









「………大丈夫っ!」



気付けば叫んでた。