バカだな、私。


「いらっしゃいませー」
と可愛らしい声が店内に響く。

店の中も可愛い。

「きゃー♪この服可愛いー!!」

店の中に入るとすぐ服の方に走っていく里菜。

あれも、これもと次々服をとっていく。

「あの…里菜?私の分選んでくれるんじゃなかったっけ?」

里菜は手を止め
ああ!そうだった!!と言って私の方をみた。