康平!!


「な、なに、私はなにも…」


「今の、キスじゃ…」

「なにも聞きたくない!!!」



私は教室の隅に逃げた。


「私も…あんなキスされる一人なの?
大勢いる中の一人なの?」



「三春…」




「もうやだ!」


私が逃げようとすると

両腕をまた壁におしつけられた。