世界一大切な人

『いなかったし、付き合ったこともないし、好きになったこともない。』



俺はこう送った。


すると康介からメールが返ってくることはなかった。

あれから15分くらいたち、ねむりにつこうとすると、この空気を打ち破るかのように一通のメールが届いた。


知らない人からのメールだった。