自然と零れる溜息は青い空へ 消えていって、なんだか 自分がちっぽけに思えてきた。 地球は何でできたのか、とか 宇宙はどうしてあるのか、とか 知りえないことを追求している内に 授業は終わり、答えの見つからない 疑問ばかりを自分に問いかける。 そうしていると、自然と家に居て 何も考えることなく眠りにつける。 あたしはまだ、逃げていた。 彼から、彼の気持ちから、 そして、現実から。