☪ 幸 せ 屋 さ ん .




「お客様、お待たせいたしました」


少年が、二階から戻ってきた


そのてには綺麗な宝石がちりばめられた鏡


「・・え、ちょ、そんな高そうなの無理だって」


「大丈夫です、まるごと買い取りではありません」


「え・・・?」


「この鏡を使っていただければいいのです」