「もう…俺かまん?頑張らんでかまん?もうええ?」 私と同じくらいの身長の太陽が甘えてくれた。 私にとってはすごく嬉しかった。 「もうええよ…よう頑張ったね…お疲れ様」 太陽はずっと辛かったはず。 赤ちゃんの頃からお父さんとお母さんを見てきたから。 「もう大丈夫。太陽は日向の弟やけんね」 「うん…うん…」 太陽が私の前で泣いたのは今日が初めて。 きっと、10年以上我慢してきたんだ。 私は太陽の頭を撫でながらそう思った。