「太陽と未来と希美の、もう1人のお兄ちゃん」 2人とも不思議そうな顔をした。 「私と同じ年なんやけど、6歳の時におらんなってしもてね…」 私はそこまで言ってやめた。 部屋の入り口に太陽が立っていたから。 「美春…」 太陽の目にはまだ涙がいっぱい溜まっていた。 「ん?」 「美春ぅ…」 太陽は私に抱きついてきた。 太陽がこうしてくるのは初めて。 今まで姉と弟らしい交流はほとんどしたことがなかったから。