「行ってくるね」 テレビを見ながらボーっとしてるお母さんとお父さんに声をかけたけど、返答なし。 私は苦笑いをして家を出た。 暑いな…。 太陽は遠慮を知らないのか? って思うほどの日光。 「ほんとに大丈夫やろか…」 さっきのお父さんとお母さんの様子を思い出して不安になる。 嬉しいのか嫌なのかも分からない態度。 日向が傷つかなかったら良いんだけど。 そう考えているうちに駅に着いた。 ちょうど電車が着いて、日向は改札を抜けていた。