「…分かった。行くけん」 歩美は安心したように私の顔を見た。 「じゃあ私は戻るね」 そう言って1組に戻っていった。 「はぁ~お腹空いた!」 私のお腹は我慢の限界で、虫が元気に鳴いている。 「翔太も食べよ?」 私は、まだ暗い空気をまとっている翔太に声をかけた。 「…放課後のこと心配やないん?」 「何で今その話出すん?」 正直昼休みくらい忘れたかった。 「心配に決まっとるやろ?」