不器用エレジー

日常の中に突如として割り込んできた、拳銃という非日常。

サラリーマン二人、赤提灯の親父もギョッとします。

「な、何を…てめぇ…」

狼狽するサラリーマンの一人。

僕は眼鏡のレンズに赤提灯の灯りを反射させたまま。

「!!!!!!」

トリガーを引きました。

柘榴のように弾けるサラリーマンの後頭部。

返り血が僕の、もう一人のサラリーマンの、親父の顔に飛び散ります。