…………これは何かの夢?

裕が、そんなこと思ってたなんて…………。


「私、裕は私のこと好きじゃないのか、ただそういうのに興味ないんだと思ってた……」


なんだか、涙が出てきそう。

自分の思考に呆れるし、裕の言葉が嬉しくて…………。


「そんなわけないだろ?俺だって、舞華ともっとイチャイチャしたかったよ。
それなのに舞華は、俺の気持ちも知らずに恋愛モノの映画見るし、あんなこと言うし………」


「だって、私だって不安だったんだから!裕はなんもしてこないし、好きとか言ってくれないし………」