「嘘!?でも、お兄ちゃん病院にいるんだからなにもできないじゃん!」


「いや、美和の母さんに頼んだり、業者さんにお願いしとくことだってできるだろ」



まさか、こんなことになってるとは……。


美和は、驚きでなにも言えなさそうだし。



「今日、寝室に入るの初めてだもんな。ちゃんと確認しとくんだった……」