あたしは、さっきあったことを全て話した。


話終えたあとは、少しすっきりした。



「……うーん、なんとも言えないな……」


あたしの話を聞いたお兄ちゃんは、何故か難しい顔をしている。



「特別陸人が悪いわけでも、美和が悪いわけでもないしなぁ。

まぁ、俺的には美和を泣かせた罪で2〜3発は殴りたいところだけど」