見覚えのある顔、見覚えのある髪型・・・。まさか・・・。

 でも、一応名前聞かなきゃ。

 「1人ずつ名前言って。」





 「どうも!中2ん時までここにおったけど、大阪に引っ越してまた帰ってきました!





     水原 凛いいます!」



 ・・・・凛。




 「同じく水原 洸です!よろしく!!」



 ・・・・洸。





       ガタっ!

    あたしは立ち上がると同時に、ポロポロ泣き出した。


    それで、


 「凛ちゃ・・・!洸ちゃ・・・・!会いたかったよぉ。」



 「まさか、あ・・・ず・・・?」

 「うん!そうだよ。あずだよぉー!」

 「あず・・・・。あずーーーーー!!」




 あたしと凛ちゃんは抱きついた。その時、洸ちゃんと目が合った。

 そしたら洸ちゃんは微笑んでくれた。あたしも精一杯頑張って、












      満面の笑みを浮かべた。