「ヤベッ…
押水さん、決まった?」


小声で質問した奥村くん。


うーん…


私は
OKサインをジェスチャーした。


「えっと…
エスプレッソとキャラメルマキアート
1つずつお願いします」

「はい。
以上でよろしいですか?」

「大丈夫です」

「かしこまりました。
しばらくお待ちください」


おじぎをして定員さんは
カウンターへ戻っていった。


チラッと私は
奥村くんの顔を見た。


目の前にいるのは
奥村くん。
それだけで心臓がドキドキする。



「「あの…」」


喋ろうと思ったら
同時に声が重なってしまった。