キーン コーン カーン コーン


またチャイムが鳴り響いた。



「あ…もう閉館です」

「おっ、そっか…」


私はパイプ椅子から立って
窓を閉めて
他の窓は閉まっているか確認した。


奥の方に開いている窓があった。

でも…届かない…

必死にジャンプしているのに
全然意味ない。

はぁ…
どうしよう…




「よっと」


ガチャン


私の隣から手を伸ばして
鍵を閉めてくれた。


「お疲れ」


「あ…ありがとう…」


見上げると
爽やかに笑う奥村くんがいた。


近いっ…


倒れそう…