「っ!ご・・・・い、・・・な・い、・・ごめ・・・い」
誰かが泣いている・・・・・。どうしてなの?
何を言っているの?ねぇ?泣かないで。こっちにおいでよ、一緒に遊ぼ。笑ってよ。


「―っ!!!?????ゆ、夢?」
ガバッと布団から出たとき、もう朝だった。
蒼井はそっとカーテンを開ける。
朝の太陽が照っている。いつもは嬉しいのに、今日は妙にそれが腹立たしい。
「まったくなんで朝ってこう眩しいかな~?」
無論誰も聞いていない質問をぶちまける

「蒼井~早く降りてきなさ~い」
下で母が朝食をこしらえて待っている。早く行かなければ。
・・・・とその前に、着替えなければいけない。着替えてから行こう。

***
私の名前は椎名月乃。12歳だ。性格は怒りっぽいけど次の日には忘れてる(笑。
友達にはよく【単細胞】といわれている。みんなからは【ツッキー】といわれている
成績は・・・中の上あたり。そこそこいいほうだ。全国模試では平均以上。
上位41%~21%の中の一人だ。(ここまでくればただの自慢になるかもしれない)
逆に運動神経は・・・・最悪だ。50メートル走だけでヘトヘトだ。しかも遅い。
友達運にははっきり言って恵まれていない。みんなわがまま・・・・・というよりは
ギャル系ばっかりで私と気が合わない。親友と呼べるやつは3人くらいしかいない。
ついでにゲーヲタだ
おっと、自己紹介が長くなった。では着替えた事だし下へ行って来る
***

「月乃?今日は翼君のところへは行かないの?」
「へ?」
食パンを頬張っていた私は母の話を聞いていなかった。
翼というのは私の同級生。結構仲のいい奴で私の事をよく分かってくれている
サッカー部に入っている。運動神経抜群だ!!!!でも馬鹿。
「何で翼のところに行かないといけないの?」
なんでこの優雅な休みの日に外へ出かけなければいけない
「だって今日翼君の試合じゃない」
「あぁぁぁぁぁーーーーー」
忘れていた。頭の中からきれいさっぱり無くなっていた。
「どうしよう・・・・応援しに行かないと・・・・・」
アレコレ行ってもキリがないので応援に行く事にした





【まだ未完成なり~】