そして傷付いた日にあたしの声が聞きたかった…。と言ってくれたリョウくんをあたしは大切にしたいと思った。あたしはそう思った瞬間。リョウくんを抱き締めた。そして『あたしが居るから大丈夫』って言ってた。リョウくんは何も言わずケガしてない方の腕であたしを抱き締め返してくれた。人の体温。やっぱりすごく心地が良かった。