あなたが居たから…

そのアパートはテレビでしか見たことないくらい古くて、トイレは共同で、お風呂はなかった。こんな所にホントにタイジくん居るの?って思って、リョウくんに付いて行ったら、一つの部屋の前でリョウくんが止まってドアをトントンってノックした。そしたら中からパンチパーマでヒゲをはやしているけど、学ランをきた男が出てきた。その男を見て『タイジ!』って呼んで、シオリはリョウくんを突き飛ばして、その男に抱き付いた。このパンチのヒゲがタイジくん!? ってびっくりした。でも突き飛ばされたリョウくんが気になって『大丈夫?』って声かけたら『大丈夫』って笑って答えてくれた。そして、その部屋に入った。そしてそこでまたびっくり!部屋が狭い!この部屋あたしの4畳半の部屋より狭かった。その狭い部屋に小さなキッチンと呼べないようなものと押し入れ、窓だけのシンプル過ぎる部屋だった。