「とにかく明日予定空けとけよ?デートすんだから」


「ちょっと勝手に決めないでよ!」








すると竹中は自信ありげな笑みを浮かべる。






「いや絶対お前は俺とデートする」


「何その自信・・・絶対デートなんてしないからね!!じゃあ、バイバイ!!」






そう言ってあたしは家までダッシュする。







「一応挨拶はするんだな。大きな進歩か?」




竹中遥斗は嬉しそうに笑った。


花香が挨拶をするのは初めてだからだろう。