「山吹!!学校まで送って!!」 「はい、かしこまりました。お嬢様」 山吹は私の執事で、小さい頃から私の面倒を見てくれている。 「お嬢様、準備ができました」 と言い、車のドアを開けた。 車に乗り、今日のスケジュールを確認する。 しばらくして、陽月高校の前に着いた。 車を降りると、山吹が誰かと電話で話し始めた。 数分後、山吹が電話を切ると学校の中から理事長らしき人が来た。