本音を言うとね…皆をもっと信じてみたい…。
友達になりたい。
けど…龍雅を信じるのは…ちょっとキツい…。
族の幹部以上の人達だから。
「では…なんで僕等に黒星の総長だって事を言ったんですか?」
んー…。
ホントに自分でも疑問だった…。
なんで龍雅の人達に黒星の総長だって言ったのか…でも、今わかった気がする…。
「黒星の幹部達に似てるんだ…。」
「似てる…んですか?」
「うん…似てるよ。目がね…。
黒星の幹部達も…。
龍雅の幹部達も…。
目が…
闇に染まってるんだよ…。
過去に何があったのかはわからないけど…ね?」
そう言ったら龍雅の幹部達は皆…俯いていた…。

