トントン 「はい。どうぞ」 彼方の部屋に入ったが、まだ、忙しみたいだった。 「彼方…」 「奏??ごめんな。まだ、話聞けてないよな」 彼方はそう言いながら、資料を見ている。 「彼方…忙しいのわかってるんだけど、ごめんね…体がしんどいの…」 え??? 彼方は資料をすぐに置き、私のところに来てくれた。