パパはドクター


トントン

「はい。どうぞ」

彼方の部屋に入ったが、まだ、忙しみたいだった。

「彼方…」

「奏??ごめんな。まだ、話聞けてないよな」

彼方はそう言いながら、資料を見ている。

「彼方…忙しいのわかってるんだけど、ごめんね…体がしんどいの…」

え???

彼方は資料をすぐに置き、私のところに来てくれた。