パパはドクター


私が彼方に、近づくと彼方が、私をぎゅって抱きしめた。


私が戸惑っていると、

「奏、無理はするなよ。いつでも俺を頼って」


と言うと、体を離した。


「奏は、海で泳いだらダメ。亜美ちゃんと砂浜で遊びなさい」


命令されたら、守るしかない。

それにしても、気づいたのかな?
私の体調…。

今日は、おとなしく、亜美と待っていよう。

「わかった」



私達は、手をつないで、子供達の所へ行った。