夜の空はとても、きれいだった。 どこまでも、続く夜空に、吸い込まれそうになった。 横になると、苦しいから、近くのベンチに座った。 「どうする?彼方に言った方がいいのかな?」 亜美もうーんと、首をひねっていた。 「彼方達、疲れているから寝させてあげたいの…。私はまだ、我慢出きるよ」 「私も同じ意見よ。まだ、大丈夫」 それからは、2人で色んな話をしながら、朝になるのを待っていた。