「椿?苦しいね、大丈夫だよ」 彼方が、胸の音を聞いている間、椿に声をかけていた。 「奏。吸入器と薬」 「はい。」 リビングに、吸入器と薬を、取りに行き、彼方に、手渡した。 しばらくたつと、椿の呼吸は、落ち着いた。