恋い焦がれ




6組に入ろうとしたその時だった。

「ふざけるなっ!!!!」
「何なの?
修ちゃんなんてもう嫌いっ!
別れるよっ」
「あー、そうですかっ!!!」

裕子が泣きながらクラスを
飛び出してきた。
私に気付かなかったのか裕子はそのまま
1組の方向に向かっていった。

私は猛ダッシュで裕子を追いかける。
昨日まであんなに
幸せだったのにっ!!

話、聞かせなさいよっ!!!