《短》狼の中の狼Ⅱ



「……あ。」


俺は、無意識に真希を送るための帰宅ルートを歩いていた。

この角を曲がれば真希の家がある。

こうして帰ることが、自分の習慣になっていることに少々驚きながらも、何の違和感もなく角を曲がる。

すると。