俺は絶句した。 力になるどころか、俺が気を使われていたなんて。 「ごめんなさい…。言おうと思ったんだけど…悠太、犯人を殺すって意気込んでたでしょう?」 真希の顔を見ることが出来ない。 部屋の床が、どんどん滲み、歪んでいく。