隣の席の君






そして席替えの日がやって来た。



今日で君とは離れてしまう…。

そう思うと泣きそうになった。


でも、それでいいんだ。


君を忘れなきゃ…。







席が決まるとみんな騒ぎながら移動をし始める。


私も心の中でバイバイと呟き、新しい席へと移動した。


新しい席は君と同じ列。


私は前から二番目。

君は後ろから二番目。

微妙な距離…。


どうせなら

もっと遠い方がよかった。

だって


君の声が後ろから聞こえてくるんだ。


その度

胸が苦しくなるんだ。

新しく隣の席になった子と

楽しそうに話してる君の声が



聞こえるんだ…。