「由愛、お前転校だからな」




「は~い」




学校から帰って第一に言われたパパの言葉。




ボーっと聞いてた私は話しを聞いていなく




返事をしてしまった




「・・・パパ?もう1回ゆって」




「由愛、転校」




新聞を広げて読んでいるせいでパパの顔は全く見えず・・・




きっと、私のこの唖然とした顔も見えていない