黒の女



だっせぇーよな、俺


好きな女が何か悩んでるかもしれないっていうのに、嫌われるのが怖くて聞けないなんてよ


何度も何度も自分を奮い立たせるけど、どうしてもあと一歩が踏み出せなかった


そんな時だった


ガラの悪い連中が校庭に押しかけて来たのだ


前にも一度こういうことがあったため、どうせまた3年生がやらかしたんだろう…と思っていた