黒の女



『守ってやる』


そう言われたのは初めてだった


守ってもらうような人間じゃないと思ってた


こんな女、誰も守ってくれない


それならばもっともっと強くなろう、そう思ってた


だけど、拓弥は違った


『俺が守ってやる』


そう言った彼の目は、しっかりと私を見つめていた